mewmuwcyomcyomcy9の日記

はて…夢か現か、真実か幻か、リアルかフェイクか……

慈、いらない人生 --序章--

慈-いつく-

臍の緒を首に3重に巻き、逆児で、出生。
長女、次女、長男、の…次女だった。

都内に住まいを構える両親にして、両親の都合により
ひとり東北にて生まれ落ちる。
そのまま、しばし東北で育ち、乳離れしてからは
祖父母の元で、ひとり数年育つ。

いくらか後に戻る、都内の住まいは、お手伝いさんも居たらしい。記憶は全くない。

年齢もあるが、弟が生まれ、間も無く、両親が離婚するまでの、わずかの間しか居ないので余計だろう。

弟がお腹に居る母の姿の記憶も無い。
父との生活も、同居の父方の祖母との生活も、
いや、母との生活も、一切、記憶にない。

その時代の私の様子で知っているのは、

後に、長女から、四六時中言われた……
罵倒と暴力のなかでの、

「私には躾が厳しかった。食事は正座で、箸の持ち方も厳しく、よく手を叩かれた。オマエは、なにも厳しくされずに、父の膝に座り食事をしていた。オマエは甘やかされていた。」

といった、幼い私にどうしようもないことでの嫉妬の感情の逆怨みだろう言葉からの情報と……なんとなくある、記憶の欠片のような、父のトラックからの情景。



そして………


次の、記憶は………
もう父は居ない、狭いアパートで暮らしている、断片断片の、母もあまり居ない、地獄のような日々の、
悲しみと寂しさと、怖さばかりの暗く冷たい記憶。

平穏だっただろう日々の、終わりも
悪夢の始まりも、記憶には、ない。

ただ、私はその中に居た。





               数日後につづく。

モノクロの世界の前の短い輝き

今週のお題「紅葉」

真っ白な雪…葉を落とした樹々一面モノクロになる冬…

かわいい蕾が顔を出し息を吹き返す色づくパステルな春

生命の躍動…碧蒼と目にも鮮やかな緑溢れる爽やかな夏

次へと繋ぐ実を結んだ輝くばかりの色に包まれた秋…



いちばん、くっきりと始まりと終わりを感じる
いちばん、短い季節の燃えるような輝く世界

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本体ストレージうるさい中、別機にて撮影のものを
接写なので……画像悪いですが……💧

たくさん撮った中の、一部を載せます。

本当は、体感するのが一番ですけどね✨

ちなみに、銀杏並木は……あんまり体感しても
少々匂いますが……💧これも経験のうちかと😅

命日

今日は親父の命日。

あの、2011年に……突然、親父は居なくなった。

たくさん辛いこと抱えてしんどくて
なんとか症やら、ナントカ障害やら………
山盛り抱え込んだ、障害のデパートみたいな私。

若い頃はただ自己中自分基本だった親父も
丸くなり、いちばんの理解者だった。

その私を放置して居なくなる、なんて………
憤りもありつつ、でも、私はじぶんのせいだと
いまでも己を責めずには居られないときがあり
時折、苦しくなる。

最悪に、自律神経やら鬱やらに落ちて………
心身共にひきこもってしまってた、あのとき………

パニック障害もありつつ、それでも、気の狂いそうな
母のところに居るよりも、少しでも理解者たる親父の元に、毎週のように、泊まりがけで行ってたのに……

身体も、こころも、まともに動かせなくなってしまった私は………悪循環で、ただひきこもるだけ………

帽子を目深に被らないと、人とは接することも出来ず
少し前までの、失声症もやっと、ひとりきり、自力で
良くなってきてたときだったよな……たしか。

うん。警察からの、電話には出てるから。

訪問恐怖症でもあるから、電話も怖い。
ただ、内容への怖さはともかく、全く知らない番号の
電話に出る、という行為として、警察からの電話は
番号でわかるから。

わからない番号から着信あると、心臓がギューッとなる。熱が上がる。震えが出る。末端が血の気引いて
冷たくなる。息が苦しくなる。
ピンポーン聞くと、もっとひどい。
そこに誰かが居る、ということ。
テレビからの音であっても、軽く症状は出てしまう。

………話が逸れた。






確認は………叔父がしてくれた。
  「良かったよ……。俺が先に見て。
   お前は出来るだけ、見ないほうがいい。
   見るもんじゃ、ない。」



それでも、私は親父に会って、抱き締めたかった。
それは、もう、叶うことはなかった。




親父には、親父が、一言も残さなかった長女長男がいる。迷惑かけ倒して疎遠のまんまで。

ごく一部の人と、叔父、そして、私にだけ
それぞれに宛てた手紙があった。


それから……………
人の命って……………親父の、命、って……………
こんなにも安いものなのか……………という程度の、
死亡支払い金額の、生命保険が……私宛に、
私が受取人で、残されてた。

あとの整理と、希望通りの、火葬のみ、の
お葬式のための資金。


叔父の手を借りながら、何とか納骨まで済ませ、
しばらくして、三回忌を迎えようとしてるころ

私は……髪色を明るくしたことで、きぶんが
あがり……何年振りで風に髪をなびかせて日中に
外を歩けるようになった。ほんと、突然、ふいに。



それからしばらくして、また突然、
私は外で仕事ができるようになり………
そこから本入社を勧められ………

ものすごく、ものすごく、ものすごく、
いろいろあったけど……………

それは、後々として……………………


いまは、こころを締め付けられる処を離れ、

こころ豊かになれる処に………
移住して、自然にかこまれて

ずっと、ずっと、穏やかに暮らしてる。




親父にも見せたかった風景。


ただ、親父も連れて。







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辛い場所にある、お墓までは……
まだしばらく行かれなくてゴメンなんだけどね……💧